別れる前提で距離を置こうと言ったらプロポーズされて1年が経った
※婚活とかに役に立つ内容ではないです。
※真似すべきでもないと思います。
私は昨年の8月末ごろにプロポーズされました。
□「距離を置こう」
毎年この時期は、
私はかなりメンタルが参ってしまう時期のようです。
その時も、仕事その他いろんなことで滅入ってしまい、
彼と出かけたりやり取りすることそれ自体も、心底億劫になっていました。
よく男性が仕事が忙しいと
彼女や家庭を顧みれない、LINEの返信もままならない…みたいな状態になりがちですが
その気持ちがよくわかります。ちょっとしたことなのに、頭が働かないんです。
そんな精神状態だったので、
「もう何もかも捨ててしまいたい、少し考える時間が欲しい、
距離を置かせてください」と彼にLINEを送りました。
まあ…別れる前の常套句ですよね。
はっきり言ってこのまま別れようかなって思っていました。
そうしたら、「ちょっと待って、一度話し合おう」と言われ、一度会うことになりました。
□夜のファミマでプロポーズ
部屋に行くのも、自分の部屋に行くのも嫌だったので、
近所のファミリーマートに車を停めて、
彼の車の中で話をしました。
自分が今どんな精神状態か、
そういう状態だとあなたとは気持ちよく向き合えない、
それもまたいっそう辛い、だからしばらくひとりになりたい。
そんな話をしたと思います。
私の話が終わると、彼が口を開きました。
今距離を置くと、このまま離れてしまう気がする、
といって、指輪を渡されました。
□青天の霹靂
実は9月に旅行の予定を組んでいて、
彼はその時にプロポーズするつもりだったようです。
それはなんとなーく…察していました。
でも私が結婚したい意欲はこの時はとうに過ぎ去っていて、
私と彼のタイミングが全くあってなかった。
彼としては、青天の霹靂の(ほぼ)別れ話だったわけです。
本当に、すべてがタイミングだと思います。
このタイミングが合わないから、人と人ってすれ違ってしまうんでしょうね。
□プロポーズされてどう思ったか
何もかも捨ててしまいたかった私が、プロポーズされてどう思ったかというと
「どうせ別れるなら、結婚してみてからでもいいか」でした。
ロマンチックでなくてごめんなさい。彼が見たら泣きそうだ。
ごめんなさい、でも本音です。
私は結婚できる人間だと思ってなかったし、
経験としてこんなチャンスは他にないな、
一生独身よりは、一度経験してみよう。と。
相手がいなきゃできないですからね。
いや、少なからず、私を相手に選んでくれたことは、嬉しかったです。
こんな私も選んでくれたことは、今もなお、感謝しています。
そもそも自分の親に「石橋を叩いて、渡らない」と評される彼。
そんな彼がプロポーズの決心をこの短期間でできたのは
相当の気合いだったろうと察します。
□それから1年
今のところ別れてないです。
結婚してみて、いろいろ環境が変わったり、変わらなかったり、
変えたくないけど変わらざるをえなかったり。
これからどうなるかわかりません。
私は、無理してまで結婚状態を維持させるのは本意でないので、
彼が別れたいって言ったらすんなり判を押すつもりです。
当面はなさそうかな…?
そんな私が結婚してよかったのは、
朝起きたら隣に誰かいること。です。